VIXショックの記事を見て、気を引き締める

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正直、株式投資を行っている限り、「不正操作疑惑」、この問題は消えない。
そして実際に不正操作が行われ、大変な事態「VIXショック」が起こったらしいです。
その「VIXショック」の見応えある記事を探し出し、ご紹介しつつ、いろいろ考えてみました。

VIXショック時の見応えある記事

2018年02月16日
VIX指数(恐怖指数)は安全圏に戻る
足もとで米国株価が乱高下するなか、株価の動きと並んで注目されたのが、VIX指数(別称:恐怖指数)だ。VIX指数は、S&P500種株価指数のオプション取引の価格をもとに、今後30日間で市場価格がどの程度変化するかという、ボラティリティ(予想変動率)を計算したものだ。これはシカゴ・オプション取引所(CBOE)に上場し、市場の不安心理を測る指標として重視されてきた。

VIX指数は過去に低下傾向を辿り、昨年半ば以降は10程度の水準にあった。10という水準は、S&P500種株価指数が30日後に上下2.9%ずつ変動する予想を反映している。今回の株価下落とともに、その水準は一時40近くまで一気に上昇した。40という水準は、上下11.5%変動する予想を反映している。ちなみにこれはリーマンショック時の80の半分程度の水準だ。80であれば上下23%の変動である(注1)。
40まで上昇したVIX指数は、足もとでは再び20を下回る水準まで低下してきた。この水準は、過去の長期平均値である。つまり足もとで株価の予想ボラティリティは、概ね安全圏まで戻ってきたと評価できるのである。

http://fis.nri.co.jp/ja-JP/knowledge/commentary/2018/20180216.html
木内登英Takahide Kiuchi
金融ITイノベーション事業本部
エグゼクティブ・エコノミスト
専門:内外経済・金融

2018年02月16日
VIX指数不正操作の疑惑
しかし足もとで、このVIX指数の信頼性を揺るがす事態が生じている。VIX指数の算出の仕組みを利用して、不正な市場操作がなされているとの匿名の告発が米証券取引委員会(SEC)に寄せられたという。この告発文によれば、不正操作で一般投資家は毎月数億ドルの損失を被っているという。証券業界の自主規制団体である金融取引業規制機構(FINRA)が、調査に乗り出した。
VIX指数の不正操作という指摘は以前からあり、2017年5月に発表されたテキサス大学のグリフィン、シャムズ両教授の論文によると、VIX先物の清算値を算出する際に、オプションの取引量が急増しており、これが不正操作を反映している可能性が指摘されている(注2)。但し、CBOEは、この論文の指摘は正しくないとしていた。
VIX指数は、市場の不安心理を測る指標として重視されてきたのみならず、VIX指数先物、オプションは投資家のヘッジ手段として広く利用されてきた。VIX指数に対する信頼性が揺らげば、ヘッジ機能が低下することで株式取引全体を抑制してしまう可能性もあるだろう。
米国株価が乱高下するなか、投資家が市場の先行きを占う指標として、またヘッジ手段として注目度を高めるまさにそのタイミングで、不正操作疑惑が生じたことは、皮肉なことである。

http://fis.nri.co.jp/ja-JP/knowledge/commentary/2018/20180216.html
木内登英Takahide Kiuchi
金融ITイノベーション事業本部
エグゼクティブ・エコノミスト
専門:内外経済・金融

過去の常識を完全に吹き飛ばす事件だったと思う

私はこの問題(VIXショック)の約2年後にVIX指数系の「米国VI」というCFDを触ることになっているのですが、問題後、ハイレバETF商品が抑える方向で調整されたり、その後の動き(VIX指数や取引所等の対応)を見ていると、案外「想定内」で収まりそうな印象です。

しかし逆に「いつか絶対に大変な事態が訪れる」くらいの恐怖心を持ってトレード(米国VI売り)すべき、だとも感じています。
VIXショック前だったら、下手すると「一撃退場」になっていたかもしれません。
「命拾いしたな・・」と。

今後も、相場環境や証券会社・取引所の対応など注意深く監視を続けたいと思います。
そこまでしても注目したい、扱いたい。

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